飼育方法タイトル

オカヤドカリの暮らす沖縄は亜熱帯地方です。
年間の平均気温も23℃と温かく、最高気温と最低気温の温度差が少ないのが特徴です。
年間の平均湿度は77%と高いですが、平均4mちかい風があるので、気温や湿度の割に涼しく過ごせます。
この南の島"沖縄"に近い環境で、オカヤドカリを飼育してあげてください。


B 飼育に必要なもの

【ケース・水槽】

空の水槽 レイアウト後

オカヤドカリの頭数や、個体のサイズにもよりますが、飼育しているオカヤドカリの体の2〜3倍の砂を入れることのできるサイズの水槽を用意してあげてください。
水槽を仕切り、砂の浅い場所・深い場所を作ったりすると、使う砂の量を調整できます。
材質は、プラスチック製でも構いませんが砂などを入れるため細かい傷がつきます。
オカヤドカリには、小さいですがするどい爪があります。
ガラス水槽の場合は、角のシリコン部分などをよじ上ることがあります。
オカヤドカリは、個体の上に乗り重なるなどしてちょっとした高さなら乗り越えることができます。
そのため、お皿や鉢などの容器で飼育した場合逃げ出すことがあります。
他の生物の侵入やオカヤドカリの脱走を防ぐためにも、必ず網やガラス板などでフタをしてください。
※ 空気の流れがなくなるほど、完全に密閉しないように気をつけてください。



【砂】

遊び場 遊び場

■ 砂の質
オカヤドカリのほとんどは、砂の中で脱皮をします。
(稀にLLサイズくらいの個体になれば砂上脱皮することもあります。)
なので、オカヤドカリの体がすべて隠れるくらいの砂が必要になります。
サンゴ砂でなくても構いませんが、テラリウムでは、見た目も真っ白でキレイなサンゴの砂が人気です。
カルシウムの補給などもできるので便利だと思います。
りゅうか商事では、2種類の砂を用意しています。
パウダーのようなきめの細かい砂と、粒の大きめの沖縄の砂です。
※ 飼育する個体に合った砂を用意してあげてください。

■ 砂の量
オカヤドカリの体の2〜3倍くらいの量を入れると、脱皮の際のトラブルを防ぐと言われています。
多くの量を確保できない場合は、水槽の中に、小さめの容器を入れオカヤドカリの体長の2〜3倍の砂を入れて設置する方法もあります。

■ 砂の乾燥
適度に湿らせておくと、オカヤドカリたちが潜りやすいと言われています。
全体がビショビショになり過ぎない程度に、砂の表面が軽く乾いている程度でかまいません。



【エサ】

遊び場 水浴び

■ エサについて
オカヤドカリは、海の掃除屋さんと呼ばれるようになんでも食べます。
野菜、果物、炭水化物、魚類。肉類、基本的にはなんでも食べます。
しかし、オカヤドカリは小食です。
飼育頭数にもよりますが、食べたか気づかないほどの量しか食べません。
自然下のオカヤドカリは腐敗物を食べますが、飼育下の場合は水槽内の衛生のためにも腐敗する前に取り替えてあげてください。

■ エサ入れ・水入れ
オカヤドカリが簡単に登れ、容器から脱出できるようなものを選んであげてください。
陶器などを使用する場合、登れなくなるおそれがあるので、足場などを作ってあげると良いと思います。
オカヤドカリは、自分の体より重いものも動かすことがあります、しっかりとした重さのある容器をオススメします。



【貝殻】

水槽上から エサ入れ

オカヤドカリは、脱皮を繰り返し成長します。
貝殻が狭くなると、大きめの貝殻にお引っ越しをします。
貝殻の好みもあるようで、オカヤドカリ自身に選んでもらうため複数個、水槽内に置いてあげてください。
※ 貝殻が無い・少ない場合は奪い合いのケンカをしてしまうことがあります。



【植物】

水槽上から エサ入れ

オカヤドカリは、砂浜からほど近い岩場の陰や、海浜植物のある林の中で生活しています。
熱帯植物を入れると登って昼寝をしたり、葉などを食べたりします。
飼育下では、ガジュマル、アダンなどを水槽に入れて飼育している方が多いです。
※ ホームセンターなどで鑑賞用を購入した場合、農薬がかかっていることもあります。
確認をしてから与えてあげてください。



【真水・海水】

水槽上から エサ入れ

■ 真水について
オカヤドカリは、腹部で皮ふ呼吸をしています。
皮ふ呼吸をするためには腹部が湿っていることが大切です。
そのためオカヤドカリは宿貝の中に少量の水を持っていることが知られています。
オカヤドカリが全身浸かることの出来る量を、できるだけ毎日取り替えるようにしてください。
水槽内に設置する水は、出来るだけ無害化(カルキ抜き)された水を与えてください。
水道水には、魚のエラなどを傷つけるとされる塩素が含まれています。
水道水の場合、1日ほど汲み置きして与えるようにしてください。

■ 海水について
オカヤドカリは、好んで海水に浸かることがあります。
脱皮前の兆候として、数十分も海水プールに浸かる個体も確認されています。
脱皮を繰り返す甲殻類であるオカヤドカリにとって、ミネラル補給は大切です。
飼育スペースに余裕があれば、できるだけ設置してあげてください。



【レイアウト】

水槽上から LLオカヤド
横アングル フジツボ
枯れ葉遊び かくれんぼ

■ 隠れ家
オカヤドカリは、夜行性で、ちょっとした人影にも隠れてしまう臆病な生き物です。
オカヤドカリの隠れることのできるスペースを設けてあげて下さい。
人工物でも構いませんが、陶器製のもの等の場合滑って上り下りが出来ないことがあります。
できるだけ自然のもので、オカヤドカリに害の少ないものを使ってあげてください。

■ 流木などのレイアウト
オカヤドカリの暮らす沖縄の海には、おもしろいたくさんの漂着物があります。
昼間、砂浜ちかくに居るオカヤドカリたちは、朽ちてきた流木などの下やサンゴ石の下などによく隠れています。
皆様のアイディアで、素敵なレイアウトでオカヤドカリの飼育を楽しんでください。



B 気をつけてあげること

【温度・湿度】

できるだけ水槽内を、沖縄に近い環境にしてあげてください。

      気温 18〜28℃
      湿度 60〜90%   くらいに保ってあげてください。

多少、上回ったり下回ったりする分には問題ありません。
しかし、その状況が長時間続いた場合は死亡することもあるので注意してあげてください。

■ 冬場の飼育方法
オカヤドカリは、温かい沖縄地方で暮らす生物なので冬眠はしません。
沖縄は冬でも、16℃程度で10℃を下回ることはほとんどありません。
他府県で飼育される場合は、16℃を下回ることのないようにペット用のヒーターで水槽内を暖めてあげるか、
室内を出来るだけ安定した温度と湿度を保つようにしてあげてください。

【オカヤドカリの脱皮】

大きいLLサイズクラスになると砂上で脱皮をすることもありますが、
ほとんどのオカヤドカリは砂の中で脱皮を行います。

ベビーサイズ(2ヶ月に1回 / 約7日〜12日)
SSサイズ(2ヶ月に1回 / 約11日〜15日)
Sサイズ(3ヶ月に1回 / 約15日〜22日)
Mサイズ(6ヶ月に1回 / 約20日〜30日)
Lサイズ(10ヶ月に1回 / 約30日〜45日)
LLサイズ(年に1回 / 約50日〜70日) 

うちで確認できている限りで調べた結果です。
※ あくまでも目安です。飼育環境や個体によって期間などに多少の差はあります。
欠けた脚などを再生するための脱皮かなどによっても潜伏期間は変わってきます。
脱皮直後の体は大変柔らかくなっています。
むやみに掘り返したりすると、死亡してしまうこともあるので砂を掘り返さず気長に待ってあげてください。

オカヤドカリの生態についても、未だに詳しいことはわかっていません。
そういう理由もあり、これといったオカヤドカリの飼育方法は、未だに確立されていません。
私たちや飼育者の皆さんと情報を交換し、オカヤドカリにとって良い環境を作っていけたらと思っています。

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